ご納骨とは、故人の遺骨をお墓や永代供養墓などに納めることを指します。
ご納骨のタイミングはご事情により様々ですが、一般的には四十九日法要や百か日、お盆などの区切りの時期などのタイミングで行われることが多いです。逆に、火葬した後すぐに納める場合もあります。
または、故人と離れることが寂しいなどの理由で納骨をせずに手元に置いておく場合もあります。手元に置いたままご供養することは法律違反にはならず、納骨までの期間なども定められていません。
●ご納骨までの流れ
1. お問い合わせ
2. 詳細の確認
・菩提寺や霊園
・墓地の場所 : 施主名・建立者名 (お墓に彫刻されている墓石を建てた方のお名前)
・ご納骨の日程 : 〇月〇日〇曜日〇〇時から法要
・戒名文字彫刻の有無 (受注後3~4週間で彫刻可能です)
3. ご納骨に必要なもの
※供花はご自身でご用意いただいていますが、事前にご依頼いただければ弊社での手配も可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
4. ご納骨当日の流れ
戒名とは「仏様の弟子になった証として与えられる名前」のことです。
故人の冥福を祈り、極楽浄土での安らかな生活を願う意味が込められています。
一般的に戒名彫刻には以下の4つの項目が必要となります。
①戒名(法名)
②命日(亡くなった年月日)
③俗名(故人名)
④行年(歿年齢)
※あらかじめお位牌の表裏などの写真のご用意をお願いします。
戒名文字は必ずしも彫刻しないといけないわけではありません。ですが戒名彫刻があると、お墓に訪れた際に「誰がいつ何歳で亡くなったか」を思い返すことができます。また、ご家族でお参りに訪れた際には、故人を直接知らないお子様やお孫様に、故人やご先祖様の事を伝える機会にもなります。そうしてご家族のルーツ「過去」「現在」「未来」が繋がり、心のよりどころとなることもあります。戒名彫刻があることで、物理的なお参りだけでなく、精神面でのお参りをすることができます。
●戒名文字彫刻の流れ
ご納骨までにお墓のメンテナンスはいかがでしょうか。
花筒や卒塔婆が壊れている、お墓の目地が切れている、ペンキが剥がれて文字や家紋が見えづらいなど、状況やご予算に合わせてお墓をきれいな状態にします。何か気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
※簡単な墓地清掃は、ご納骨の料金に含まれています。
※工事内容によっては、ご納骨日までに間に合わない場合がございます。