● 大切なお墓、地震に強くいつまでも綺麗な状態に

先祖代々受け継がれる大切なお墓も、時間の経過とともに風雨や紫外線の影響を受け、経年劣化していきます。部分的なメンテナンスから全面的なリフォームまで、傷みの箇所や程度、ご要望やご予算に合わせて丁寧に施工いたします。どのような事でもお気軽にご相談ください。

お墓のリフォーム

● リフォームの流れ

  1. 閉眼供養(故人の魂を現在の墓地から送り出すための法要)
  2. 墓石の取り外し
  3. 外柵を撤去、更地にする
  4. あらたに強固な基礎コンクリートを打設
  5. 御影石などで外柵を据付け
  6. クリーニングした墓石を据付け
  7. 開眼供養(故人の魂を新しい墓地に迎え入れ、墓石を仏塔とするための法要)

● リフォームの施工事例

大谷石の外柵を取り除き、一度更地にし割繰りを撒き転圧。あらたに基礎コンクリートを打設し、白御影石で外柵をつくり8寸角墓石を据え付けました。

 

こちらは昔土葬だったため、奥行が少なく間口が広い区画です。お施主様は、お墓は安易にいじるものではないというお考えで、なかなか手を付けられずにいたそうですが、奥様がお亡くなりになった際に、新しく白御影石で外柵と8寸角墓石をお作りになりました。

白御影石8寸角墓石を一度取り外し、大谷石の外柵を撤去し基礎コンクリートを打設。あらたに白御影石で外柵をつくり、8寸角墓石をクリーニングし再び据付けました。

● 外柵の一部をリフォーム

  1. 大谷石外柵を一部取り外し
  2. 新たに白河石を使用し階段を二ケ所に増設
  3. 在来大谷石を加工し使用

それぞれの墓地に階段ができたので、お参りしやすくなりました。

お墓のお引越し

お墓のお引越し(改葬)は、以下のような理由で年々増えてきています。

 

  • 引き継いだお墓が遠方にあって墓参りや管理が難しい
  • 遠方のため引き継ぐ相手がいない
  • その他

 

近隣にお引越しすることで、これらの問題を解決することができます。

まずは、お墓の継承者や親族とよく話し合い、お引越しについて理解と同意を得ることが大切です。

● お墓のお引越しの流れ

お墓の地震対策

お墓の地震対策は主に阪神淡路大震災以降に行われるようになりました。それ以前に建てられたお墓は、耐震施工されていない場合が多いと思われます。長い年月が経ち、傾いてしまったお墓もあります。大切なお墓を、「耐震ボンド」「耐震ゴム」「耐震金具アンカボルト」などを使った施工で、地震に強く倒れにくいお墓にします。一度墓石を全て取り外し、据え直すのが一番効果がありお勧めですが、建っている状態のまま施工する事も可能です。ご要望やご予算に合わせてご検討ください。

据え直しを行う際には、水垢などの汚れも落しますので、お墓も綺麗になり気持ちよく安心してお参りいただけます。

● 接着が不十分な事例

上の写真のような状態ですと、地震などが起きた際に石は簡単に動いてしまいます。石の倒壊を防ぐには、やはり合口(石と石の接合部分)をしっかり荒らしたり、耐震ボンドやステンレス製の金具などを使用し地震に強い接着方法で施工する必要があります。

● 耐震施工の様子

● 据え付け工事施工の様子

水垢コケ落し・目地補修

水洗いでは落とせない水垢やコケを、専用の道具を使用し綺麗な状態にクリーニング。墓地全体が明るい印象になります。

※状態によって、汚れの落ち具合は異なります。

耐震ボンドやセメントで、墓石・外柵などの目地補修も行います。

雑 草 対 策

●雑草対策に中土間コンクリート打設

1. 雑草を取り除き転圧

2. 中土間コンクリート打設

3. 化粧砂利を敷いて完成


雑草が生えづらくなり、お掃除がしやすく綺麗な状態を保ちます。化粧砂利ではなく、板石を張るとお掃除も楽になります。

コーティング

汚れをつきにくくし、長い間石材を保護するセラミックコーティングがお勧めです。お掃除が簡単で綺麗にできるようになります。

花筒の交換

壊れにくく錆びないステンレス製の花筒に取り替え。下記の3種類があります。

 

① ネジ式

② 手間いらず(上に抜けるタイプ)

③ 落とし込み(石に穴あけ加工が必要)


塔婆立ての交換

錆びないステンレス製塔婆立てに取り替え。

 

①石や金物部分を交換

②柱付きステンレス製塔婆立て(外柵に穴あけ加工が必要です)に交換

ペンキ入れ

ペンキが剥がれてしまい見えづらくなった文字など、キレイに掃除した後、新たにペンキを入れ見やすくします。お墓の雰囲気も明るくなります。

文字の再彫刻

棹石正面の文字を「○○家之墓」などから他の文字にする事ができます。正面を削り磨き直し、再彫刻いたします。その他、彫刻に関する事など何でもご相談ください。